契約書とは|契約ドットコム

契約書とは

 

契約書」とは、当事者間の「合意(=「契約」)の内容を記載した書面のことです。
契約書は、契約を締結する際に作成するのが普通です。
また、書面のタイトルが「契約書」ではなく合意書・示談書・念書などとなっていても、当事者間の合意を文書化したものであれば それは契約書です。
契約そのものは、たいていの場合、書面がなくとも成立しますが、当事者が合意内容にしたがって行動し、無駄な争いを生じさせないためには、書面(=「契約書」)の作成が重要です。

 

契約書が必要な理由

 

@権利義務の明確化

契約書は、契約当事者間の合意内容を明確にする、すなわち、互いの権利・義務を明確にします。

契約は守られなければならないのが原則ですが、契約当事者の権利及び果たすべき義務が明確になってこそ 互いに契約内容をきちんと守ることができます。

 

A法的リスクの回避

契約当事者間に問題が発生した際の処理方法を契約書に記載しておくことで、無用な争いを避けることができます。

また、感情的なあつれきも軽減されます。

 

B証拠としての契約書

不幸にして 契約当事者間で争いが生じ訴訟に発展した場合には、契約書は、合意の存在を示す有力な証拠になります。

 

約款とは

 

約款とは、企業などが不特定多数の相手との契約関係を画一的に処理するために、書面上にあらかじめ記載している定型的な契約条項のことです。
実務上は、定型的な文言が記載されている契約書の書面それ自体のことも 俗に「約款」と呼ばれることがあります。
この意味では、約款も契約書の一種と言えます。

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