契約書が必要な理由
私たちは、なぜ契約書を作っておく必要があるのでしょうか?
それは、主として次のような理由からです。
- ①権利義務の明確化
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契約書は、契約当事者間の合意内容を明確にする、すなわち、互いの権利・義務を明確にします。
契約は守られなければならないのが原則ですが、契約当事者の権利及び果たすべき義務が明確になってこそ、お互いに契約内容をきちんと守ることができます。 - ②法的リスクの回避
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契約当事者間に問題が発生した際の処理方法を契約書に記載しておくことで、無用な争いを避けることができます。
また、感情的なあつれきの軽減にもつながります。 - ③証拠としての契約書
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不幸にして 契約当事者間で争いが生じ訴訟に発展した場合には、契約書は、合意の存在を示す有力な証拠になります。