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契約書の契印・割印
契約書を袋とじ (製本) する場合には、通常、裏表紙に「契印」を押します。
この印は、本来「契印」と呼ぶべきものですが、俗に「割印」と呼ばれることもあります。
写真は、契約当事者が2人の場合の例です。
契印をする際には、製本テープと 裏表紙の紙との境目を またぐようにして印鑑を押します。
印鑑は、契約書の署名の後ろに押印した印鑑と同じ印鑑を押します。
契印は、ひとつの契約書につき、契約当事者 全員分 の印が必要です。
契約書を2部以上作った場合には、すべての契約書について 契約当事者 全員分 の印が必要です(ただし、契約当事者が多い場合には、契約当事者全員を代表して1人だけが押印する場合もあります)
契印は、裏表紙だけに押します。おもて表紙には押す必要はありません。
押印の位置関係には決まりはありません。
上のほうに押印するのも、下のほうに押印するのも、自由です。
誰が上のほうで、誰が下のほうでも かまいません。
用紙と製本テープにまたがるように押すことだけが重要です。
契約書最後のページの署名・押印欄の印鑑と 契印の印鑑は、同じ印鑑 を使用してください。
なお、契約書をこのように袋とじ(製本)しない場合には、契約書の用紙を綴(と)じて、すべての見開きの継ぎ目に押印することになります。